雨雲集合地点 / 戦場を生き延びる

くよくよするのが好きです。

夢日記

 仕事が忙しい。世間の人々の「忙しい」と比べるとはるかに楽で甘ったれなのだが、自律神経失調ぎみの自分にとっては負担が大きいらしく、帰宅して一息つくとたちまち気を失ってしまう。空腹で明るい時間の睡眠は、寝苦しい。決まって良くない夢をみる。

 

ーー

 大学、サークルの部室でメンバーと麻雀をしている。メンバーは4人より多いので、半荘が終わるたびにじゃんけんをし、勝った4人で麻雀をする。雑談を交えてこれをひたすら繰り返すが、自分はじゃんけんにも参加せず、傍観していた。

 一旦お開きになり部室から皆が引き上げ、いなくなった。ただ、自分と一人の先輩だけは皆が帰ってくるのを暗い部室で待っている。他愛もない会話で時間が過ぎる。しかし、一向に誰も戻ってこない。不審に思いメンバーの一人に連絡をとると、問題が起こったためサークルが再開する見込みはないと言う。

 その問題とは、サークルに所属する若手の人間がサークルメンバーに対して恨みを持っており、サークルに関する悪評をチラシで広めているというものであった。そのチラシを見ると、自分のことも書いてある。麻薬中毒者であり、裏で大麻を常習しているとのことである。つまり、このような犯罪者が何人もいるサークルであると喧伝されたため、サークル活動ができる状態ではないのである。

 これは厄介なことになったと思い、隣にいる先輩に

「どうしたものでしょうか。」

と聞くと、先輩は何も難しい話ではないといったようすで、

「君がサークルをやめれば済む話だろう。」

と言った。

ーー

 

 そこで目覚めた自分は強烈な嫌悪感を覚え、23時、目がさえて朝まで休息を取ることもできなかった。 

 この夢の特に気味が悪いところは、自分が現実で内に秘めているコミュニティに対する居心地の悪さと、そう足らしめた原因としての代表的な話が端的に、確信をつくかのように構成されているところである。かなりプライベートな自分語りになりそうなので、詳細は割愛。